版画の道具について。版画の主な技法である、凸版(木版画)、凹版(銅版画)、平版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)の紹介と用語・画材・道具・用具・材料・刷り方について説明します。
版画といいますと、昔に小中学校の図工の時間などで、版画を見たり・造ったことで携わったことがある方は多いのではないでしょうか。 版画には、油絵や水彩画といった絵画とはまた違ったタッチや雰囲気があり、惹きつけられるものがあります。 例えば、木版画であれば、写り込んでいる木目が、あたたかい雰囲気で懐かしい気分にさせてくれたり、銅版画であれば、独特の線の描写は、絵画では味わえない雰囲気を味わせてくれます。 このページでは、版画技法の種類とその説明、道具などについてご紹介したいと思います。 ここでは、版画技法の種類は、大分類として、凸版、凹版、平版、孔版の4つをご紹介します。
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色を付けたい場所を残してを削り、出っ張った部分にインクを付けて紙に刷る技法です。 木の板に彫刻刀などで彫ってからインク・墨・絵の具などを塗り、紙に刷るもので、 小中学校などの図工の時間に造ったことがあると思います。 木板が持つ、木目が独特の暖かみのある風味を出す古典的な版画技法です。 ●必要な主な道具: ・版材、彫刻刀、バレン、版画作業板、インク・絵の具等 ※道具の詳細につきましては、技法をご確認の上、お求め下さい。
凸版とは逆に、色を付けたい部分に溝を掘り、へこんだ部分にインクを塗り、へこんだ部分を紙に 刷る方法です。 銅版画は、銅が持つ金属の特性である、適度な粘り気があり、細かく精密な加工ができるところから、 凹版の版画に使われるようになりました。 銅版画の印刷技法は、印刷技術の歴史とも深い関係があり、多くの種類が存在します。 ●必要な主な道具: ・版画プレス機、銅版、銅版切り、ルーレット、ロッカー等 ※道具の詳細につきましては、技法をご確認の上、お求め下さい。
平版とは、油が水を弾く原理を利用する方法で、リトグラフが代表的な技法です。 アルミ板などを水に濡らした上で、油分が強いチョークやクレヨン等を使って版を作ります。 そこに油性のインクをつけると、チョークで塗った部分のみにインクが乗り、それ以外の部分は水に弾かれるために、紙に版を写しこむことができます。 リトグラフは、筆やクレヨンのような絵画的なタッチをつけることができるのが特徴です。 ●必要な主な道具: ・アルミ版、やすり、耐水ペーパー、バレン、プレス機、マーカー等 ※道具の詳細につきましては、技法をご確認の上、お求め下さい。
孔版は、インクが通る孔(あな)とインクが通らないところを作って、印刷する技法です。代表的な技法は、シルクスクリーンがあります。 これは、広義の意味では、昔流行った「プリントごっこ」と同じ原理です。版枠内に絹やナイロンなどの スクリーンを張り、その上からゴムへらを使って絵の具などのインクを刷り込みます。 インクは、スクリーンの細かい繊維の目を通して紙に刷り込まれます。 技法は細かく他にもありますが、複雑な色使いや大きいサイズでも印刷が出来るのが特徴です。 ●必要な主な道具: ・版枠、刷り台、感光乳剤、版画インキ、等 ※道具の詳細につきましては、技法をご確認の上、お求め下さい。